【読書】書く瞑想 著:古川武士
以前からジャーナリングやブレインダンプといった類の「書き出す」行為の効果を見聞きはしていたけれど、中々続かなく習慣として身についていなかった。 ここ最近、頭の中がごちゃごちゃしている感覚があり一念発起するつもりでこの本を手に取った。 「書き出す」ことの効果を再認識し、モチベーションにつなげる・継続していけるよう意識のスイッチをオンにするいいきっかけとなった。
特に印象に残ったのが下記の部分。
『ホテルの部屋がすっきりしている理由は、モノが少ないから。自分の部屋があれるのは整理整頓ができていないからではなくモノが多いことに起因していることが往々にしてある』
確かに、スケジュールを立てる時や仕事をこなすとき”したいこと、すべきこと”ばかりが出てきて、結局そのしわ寄せが別の部分で露呈することが多々ある。 書き出すことで必要なものの取捨選択がしやすくなり”何をやめるか”までできれば今の生活にもだいぶ時間的余裕が生まれそうで、それだけでもやる価値があると感じられた。
書くことの効果
・自分の内側にある感覚や直感を言葉にして、心が反応したことを深堀する
⇒それを通づけることで”自分”がどんどん明確になる
・不安、緊張の原因となっている欲求、感情、衝動を言語を通じて開放する
・潜在能力、直感、気づきを引きだすための1つの鍵
⇒人脳基底核は手を動かすことで刺激される
・あわただしい日常では「やるべきこと」に追われがち
⇒「感じること」を軸に感受の時間をとって、ストレスケア&やりたいことを見つける
・自分の感情、状態を自覚できコントロールしやすくなる
・客観視できるようになり、課題の解決方法が見つけられやすくなる
デイリージャーナリング
・マイナス、プラス両方の感情を書き出すことがポイント
⇒感情の全幅を味わうことで心全体を感じられるように
⇒良いことだけに目を向ける見せかけのポジティブではなく、あるがままを受け入れら るように
⇒”嫌”の部分に目を向けることで”好”を知るきっかけにもなる
マンスリージャーナリング
・デイリージャーナリングを見返し自分を振り返る/行動目標を立てる
・あくまで「できたらいいな」というレベルのスタンスで
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